丁寧な暮らし系YouTuberさんを見て、「水回りの掃除、ちゃんとやってるのすごいな‥」と思う日々を過ごしていました。
そういえば、と気付くと何週間も掃除していないお風呂やキッチンの排水溝、洗面台、トイレ‥。
「3日に1回はやるぞ!」と決めても「まだそんなに汚れてないしいっか」の繰り返しで、自分との約束が守れず、できない日は落ち込む日もありました。
今回はそんな私が「週1回、水回りの掃除をできるようになった」方法をご紹介します。
こんな方におすすめ
・掃除が苦手でやる気が出ない
・継続できなくて汚れている
・できない自分に落ち込む
掃除が習慣化できるようになった理由
毎日時間を取ることは難しかったので、まずは週1回の習慣から挑戦しました。週1でもハードルが高い場合は、2週間に1回など「ちょっと頑張ればできるかも‥?」という頻度にしてみることがおすすめです。
放置した方が掃除が面倒くさくなると気付いたから
以前は、掃除用洗剤をいかに買わないで長持ちさせるかを第一ミッションに掲げ、節約をしていました。
そのため、汚れが目立ってから掃除をしていました。
以前の掃除基準
・排水溝:水が流れなくなってから
・洗面台:こすらないと取れない汚れがついてから
・トイレ:さぼったリングが出てから
でも、何気なく、2週連続で掃除をしたとき「あれ?1週間でも結構汚れてる‥?」という事実に気付きました。
これを数週間放置すると、強い洗剤を使ったり、念入りにこすり洗いしないと取れない汚れへと進化してしまうんですよね‥。
「軽く拭き取るだけで取れるくらいで、こまめに掃除したほうが楽なんだ!」と20代半ばでやっと(!)気が付きました。
掃除のハードルを極限まで下げたから
「掃除が面倒くさい」 = 「時間がかかる」「手間がかかる」
今まで汚れレベルが最高潮になってから掃除をしていたので、見たくない・触りたくない汚れと対峙するのがとても負担でした。
一つ一つカビをブラシでこすって、でも数ヶ月後にはまた同じことを繰り返す‥そう考えると「もうやらなくてもいいのでは‥?!」とさらに腰が重くなりました。
そこで、「こすり洗いしなくても、スプレーして放置するだけで綺麗になる方法」を動画やブログで勉強し、自分に合う方法を試していきました。
・シンク、洗面台:お湯で軽く汚れを落としてから、泡ハイターでつけ置き
・お風呂の排水口:ネットを交換して、カビキラーかパイプユニッシュをする
・トイレ:便器内はトイレハイターをするだけ、その他は泡洗剤+トイレットペーパーでささっと拭く
時間がある時はスポンジなどでプラスアルファのお掃除をしていますが、基本的には「放置+流す」で完結。その結果、掃除のハードルが下がり、掃除が習慣化できるようになりました。
「掃除が面倒くさい」 = 「手間を減らす」
自分の中の「めんどくさい」は「時間」と「手間」でした。めんどくさいポイントを明確にすると、解消方法を考えやすくなります!
特別なことじゃないと気付いたから
「お客さんが来るから片付けなくちゃ!」と、掃除に力が入った経験はないでしょうか。
ものを減らし始めてから、自分の部屋は毎週のようにものの見直しをするくらい、整理整頓が大好きでしたが、水回りだけはまさにそうでした。
誰かが来るとなると、「汚いところは見られたくない!」という気持ちになり、数時間かけての大掃除。
「〇〇と思われたくないから」と周りの評価を気にしながら掃除をしていたので、掃除をするのは自分のためではなく、他人本位の理由になってしまい続かなかったのだと感じます。
もちろん、おもてなしの気持ちは大切ですし、お客さんが来てくれる時に掃除することも大切なことだと思います。
でも、禅の本で出てきた一節にふと、心が奪われました。
本来掃除とは「場を清めることで、自分の心を清めること」
自分の心を清めることは「自分の気持ちを整理する」「もやもやを外に出し、執着を手放す」ことに繋がると気付きました。
そこから、掃除は特別なことではなく、自分が心地よくいれるために行う日常的なこと、と気付き、習慣化できるようになりました。
掃除を継続して気付いたメリット
綺麗って気持ちいい
掃除したら綺麗になる‥当たり前のことですが、実際に目に見えて綺麗になると、想像以上に気持ちよさを感じました。
「少し汚れても、毎週土曜日は掃除の日だから大丈夫!」と思えるようになり、「掃除しなきゃなぁ‥」のもやもやがかなり軽減されました。
自分のライフサイクルに合う日に掃除日を固定することで、固定日は忙しい日は前日にやるなど、スケジュールに合わせて無理なく続けることができるようになりました。
「今週もちゃんと掃除できた!」という自信を感じられるようになりました。
行動的になれる
私は毎週土曜日の午前中に、こんな流れで掃除をしています。
朝ごはんを食べる
→洗い物をしてからシンク回りを掃除(5分)
→洗面台を軽くスポンジで掃除(3分)
→お風呂の排水溝周りを掃除(2分)
→トイレ掃除(5分)
→家全体を掃除機かけ
水回りの掃除は数時間かけてやるものと思っていましたが、軽い汚れの状態なら15分もあれば終了します。
午前中に掃除するメリットは、眠い状態の脳や体が徐々に起きてきて、終わったころには完全に目覚めた状態になっていることです。
脳や体が目覚めた状態になると、次の行動への切り替えが早くなり、その日を行動的に過ごせるようになります。
また、「できた!」という達成感から1日をスタートすることができ、自己肯定感も高まります。
おわりに
今回は「ずぼらな私が水回りの掃除を週1回できるようになった理由」をご紹介しました。
見えない(見たくない?!)水回りに蓋をしていた過去の私でしたが、実際やってみると意外と短時間で終わることに気付いてから、人が変わったように習慣化できるようになりました。
ずぼらタイプにとって、いかに「めんどくさい」を「メリット」が上回るかを考える、この考え方がかなり効果的なことが分かりました。(少ない手間だけれど、すごく綺麗になる→やろう!というサイクル)
今の目標は、手間を減らしつつも、掃除道具を減らしたり、環境に良いものに入れ替えていきたいと考えています
身軽な暮らしで、気持ちと生活が楽になるアイデアを発信しています。
またいらしていただけるととても嬉しいです。