「自分の成長のために本を読もう!」と手に取ったものの、気付けば部屋の片隅に積まれている。
部屋の片隅からは「まだ読み終わってないよ!」と無言のメッセージを感じる‥。そしていつの間にか埃がかぶった状態が数年続いている‥。
そんな経験はありませんか?それはまさに、かつての私でした。
でも「読書が続く理由」が分かってから、月平均10冊以上本を読む習慣が日常になりました。
今回は読み終わらない本を何冊も持っていた私が、「月平均10冊以上読書できるようになった方法」をご紹介します。
こんな方におすすめ
・自分の成長のために本を読む習慣を作りたい
・おすすめされた本を借りたけど、読む気が起きない
・いそがしくて読書の時間がとれない
・いつも途中で飽きてしまう
読書を習慣化させた方法
「気になるかも!」と思える本を選ぶ
おそらくその本を選んだのは何かしらの理由があると思います。
でも、それが自分の好奇心からの興味ではない場合、読書が続かないことが多いです。
- 「これを読むと仕事でも活かせるから読んでみなよ!」と、憧れの先輩からおすすめされた本を借りたけど、全く読む気が起きない。
- 「転職のとき、このくらいは資格を持ってた方がいいよなぁ‥」と、手に取ったものの数ページしかやっていない。
このように、必要に迫られていたり、周りの評価を基準に選んだ本は「本当は興味がない状態」なので続かないことが多いのです。
必要に迫られて読む本はまさにそんな状態で、「ただ読み切ること」が目標になりがちで、読み終わるまでもかなりエネルギーを使ってしまいます。
・おすすめされたとしても、自分に合わないと思ったら読まなくてOK!(一部だけ読んで、やんわり自分には難しいジャンルだったことを伝えるのもいいかも)
・逆にどんな部分がおすすめか聞いて、その部分だけ読んで感想を伝える
・おすすめされても受け流す(後から本屋さんなどで見つけた時に興味があれば読んでみる)
・今の自分には必要ないものだと思ってやめる
・資格を取るメリットを調べ、興味が持てたらやってみる
・動画学習などで始めてみる(教材本が合っていないだけかも?)
その日の気分や体調、過ごす環境によって自分の興味センサーは変化していきます。
「今日は晴れてるから散歩しよう」というように、「今日は気分が上がる本にしよう!」「落ち込んでるからメンタル系の本でヒントを探そう‥」など、その時々に合った本を選ぶとサクサク読み進めることができます。
実際に読み始めてみて、「今の気持ち」にあうものを選ぶことで読書が続くようになっていきます。
試し読みをしてから読む
- いつも途中で飽きてしまい、最後まで読めない
- 本を読むと違和感を感じてもやもやしてしまい、自分には読書が向いていないのではないかと感じる
このように感じたり、読み切れないことが多い原因は「試し読みをしていないこと」が多いかもしれません。
自分の価値観と合わない本を読んでいると「うーん、なんかこの人の言ってることって違うんだよなぁ」と感じて、最後まで読み切れなかったり飽きてしまうのです。
続かないと悩む方は、決して読書が向いていないわけではなく「その作者の価値観とは合わなかっただけ」なのです。
そのモヤモヤを回避する方法は「試し読み」をすることです。
・作者の言葉選び、表現方法、イラスト、写真の撮り方など、自分の感性や価値観に合っているか
・自分のレベルに合っているか(難しすぎる、簡単すぎると飽きやすい傾向があります)
・知りたいことが書いてあるか(目次を確認すると分かりやすいです)
例えば「大好きなこと」をテーマに、おばあちゃんと子どもが文章を書いてみたとき、その中身や表現方法は全く違うものになると思います。
十人十色いろんな人がいるように、本にもいろんな人の人生や表現方法が含まれています。
パラパラとめくってみて「なんかいいかも」「こういう考え方、私の中にもあるかも」という、なんかいいかもセンサーに反応した本を選ぶことが習慣化のポイントです。
図書館を利用してみる
「本を読みたいけれど、1冊1000円以上するし手が出ない‥」
もし近くに図書館がある環境なら、活用するのがおすすめです。無料で本を借りれますし、最新号の雑誌を置いている図書館もあります。
図書館の存在を知ってから読書量が格段に増え、多いときには30冊以上読む月もあるほどになりました。
<図書館のメリット>
・無料で借りれる
・たくさんの本があるため、興味がある分野を見つけやすい
・期限があるので必然的に読む習慣がつく
<図書館のデメリット>
・新品ではない(古本が苦手な方には気になるかも‥)
・自宅に常備できない(良いと思った本だけ購入するという手もあり)
・返却の手間がある
デメリットもありますが、無料でいつでも借りることができること、無理して最後まで読まなくてもいいと思うだけで、読むハードルをぐーっと下げてくれます。
他には古本屋さんで買う、メルカリで買うなど、安く買える方法もあります。
特にメルカリでは新品・未開封の本を安く売っている場合もあるので、気になる方は調べてみてくださいね。
読書記録をしてみる
私はいわゆる「記録厨」で、記録をして共通点を探すことが大好きです。
- 鑑賞したアニメ作品の記録
- 鑑賞したディズニー作品の記録
- 家計簿 貯金の推移記録 ・・・などなど
そこで、読んだ本も記録帳に足してみたところ、目に見えて冊数が増えていくので「もっと読みたい!」という意欲に繋がりました。
今では図書館で借りるのが主になっているので、本の金額も記録しています。1年で180冊ほど借りていて、総額なんと22万円!!
お金を使わずに楽しめる環境に、とても感謝しています。
総計 〇〇〇円
年月 | 本のタイトル | 金額 | ちょこっとメモ
7月 〇〇の整理整頓 1500円 収納がない方が掃除が楽!
暮らしの△△ 1200円
8月 〇〇を治そう 1600円 〇〇の病院にいくきっかけになった!
ちょこっとメモに、学んだことや生活に取り入れたいことをメモしておくと「読んだだけ」から「意味のある読書」になるのでおすすめです。
また、本を読むときになにか1つでも行動に移せるようなアクションプランを見つけるようにしています。
今まで読みっぱなしなことが多かったのですが、「行動に移そう!」と意識することで、経験が増え、確実に人生が変わっていることを感じています。
読書の習慣と共に、「どんなことなら、自分でできるかな?」と考えながら読む習慣もぜひ意識してもらえると嬉しいです。
おわりに
今回は「本を読むことを習慣化する方法」をご紹介しました。
- 「気になるかも!」と思える本を選ぶ
- 試し読みをしてから読む
- 図書館を利用してみる
- 読書記録をしてみる
1日10分習慣化すれば、1年間で60時間以上。
その時間を読書や勉強に当てられたら、学びや気付きが多い暮らしになりそうですね!
人によっては複数の資格取得や、夢の実現にも近づけそうです。
書籍の内容が気になっていた方の、少しでも参考になる内容があればとても嬉しいです。
身軽な暮らしで、気持ちと生活が楽になるアイデアを発信しています。
またいらしていただけるととても嬉しいです。