いそがしい日々を乗り越えやっと手にした休日!「今日はやりたいことやるぞー!」と意気込んだものの、気付けばなにもせず夕方になっている‥。
そんな経験はないでしょうか?
しかし休日の過ごし方は、考え方・意識を少し変えるだけで実は劇的に改善できます。
今回は、充実した時間を過ごす5つの方法をご紹介します。
こんな方におすすめ
・時間が経つのが早くて、休日がすぐ終わってしまう
・生産性のない一日を過ごしている気がする
・自分をだらけてしまう性格、意志の弱い性格だと思っている
充実した時間を過ごす方法
充実した時間を過ごす方法5つをご紹介します。
- 絶対にやりたいことを1つだけ決める
- 予定を立てる
- 朝早く起きる
- 時間がかかることを分散させる
- 誰かのためになにかをする時間を作る
1 絶対にやりたいことを1つだけ決める
充実した時間を過ごすために最も重要なことは「選択肢を絞ること」
やりたいことの選択肢が多ければ多いほど、「他にもいい選択肢があったのではないか」と後悔を感じやすくなるという心理効果を選択のパラドックスと言います。
「充実した1日にしよう!」と意気込んでたくさんの選択肢をリストアップした結果、無理に取り組むことになり、逆に疲れ果てることも考えられます。
絶対やりたいことを1つ、または確実に達成できる数まで絞ることで、自分の意志で決めた目標を達成できるので充実感を感じやすくなります。
2 予定を立てる
事前にやりたいことを決めておくと、時間を有効的に使えるようになる
当日の朝(できれば前日から数日前がベスト!)に、やりたいこと・やるべきことを決めておくことで「何しよう」と考える時間がなくなり、次の行動が早くなります。
絶対やりたいことだけ先に決めて、他はおおざっぱに「やれたらやろう」というマインドで決めるだけでも、「どうしたらそれができるか」という思考に向いていきます。
その結果、時間を確保できるようになり「やりたいことができた休日」という充実感を感じることに繋がります。
3 朝早く起きる
早く起きることで、単純に時間が増える
同じ就寝時間の人でも、当然ですが早起きした人の方が活動時間は多くなります。
- 9時に起き、夜22時に就寝する人(活動時間:13時間)
- 12時に起き、夜22時に就寝する人(活動時間:10時間)
その分、自分のやりたいことに使える時間が増えるため、結果的に満足感を感じられる確率が上がります。
体調によって休息第一の時もあるので、「いつもより15分だけ早く起きてみる」「いつもより1時間早く寝てみる」など無理のない範囲でやるのが、長く続けるコツです。
4 時間がかかることを平日に分散させる
「やらなきゃいけないこと」を平日に分散させると休日は楽!
掃除や買い出しなど「面倒だけどやるべきこと」「なんだか気乗りしないこと」は、平日に分散していくと休日のやりたいことに集中できます。例えばこんな感じに分ける方法があります。
しかし、ライフワークや家族構成、住んでいる地域によって、平日の掃除や買い出しが難しい場合もありますよね。
そんな時には、時短製品やネットスーパーなどを活用し、休日に「やらなきゃいけないこと」を少しでも減らせると、充実した休日に繋がります。
5 誰かのためになにかをする時間を作る
人とのつながりがもたらす幸せ「オキシトシン的幸福」。
「つながり」をもう少し広く捉えると、他者との交流、関係によって生まれる幸福全てと言っていいでしょう。
オキシトシン的幸福とは、相手との安定した人間関係によって生まれるプラスの感情、プラスの喜びです。人との関わりでプラスの感情を感じると分泌され、自立神経を整えて不安を軽減してくれます。
- 「ありがとう」など感謝の言葉を伝える
- 「〇〇できるところがすごい!」など相手の良いところを伝える
- 相手のために何かを作ったり、プレゼントしたりする(料理、お花など)
ポイントなのは見返りを求めないことです。心の底から「相手のためにしたい!」と思ったことをできる範囲でやること。
そうすることで相手との関係性もより特別になり、自分自身の気持ちも安定していくそうです!
心が安定することで、やりたいことにより集中できるようになるので、目標が達成できる確率が上がり、充実感を感じられるようになります。
充実した時間を過ごせないときの対処法
もしご紹介した方法があまり効果がない場合は、充実していないと感じる時間の方が多いのかもしれません。
自分の意志で決められていない(受動的)
・1つだけ、と見始めたショート動画(気付けば2時間経っていた‥)
・SNSで流れてきた投稿を眺める
・強制参加の食事会
本来やりたいことを先延ばし・我慢することで、不本意に時間を奪われている状況が続きます。
そうなると、「自分は意志が弱いんだ‥」と自己肯定感が下がったり、「どうしてこんなことに時間を使わなきゃいけないんだ‥」というフラストレーションが溜まりやすくなります。
本当はやりたくないと思っている(興味がない)
・周りに資格があった方がいいと言われて始めた資格勉強
・買いすぎた趣味のものを、元を取りたくてやる
「誰かに言われて始めたこと」で、自分も心から賛同できる場合はとても良い効果が生まれますが、「本当はやりたくない(興味ない)けど‥」と感じる場合は学習効率・モチベーションが下がりやすく、前抜きな効果は期待できません。
また、自分には不要と分かっていても、お金を掛けたものを手放すことが難しいことを「コンコルド効果」と言います。
「本当はやめたい(いらない)ことなんだけど‥」と思いながら続けることも、自分の思いに反していることなのでフラストレーションが溜まりやすくなります。
・自分の意志で決められていないとき(受動的)
・本当はやりたくないと思っているとき(興味がない)
生活の中で、やりたいことよりも、上記2つの時間が多い場合、充実感を感じにくくなってしまう傾向があります。
やらないことを決める
充実した時間を手にするために必要なことは、「自分にとって価値を感じられないことはきっぱりやめること」。
環境や人間関係など、すぐに手放すことが難しいものもあるかもしれませんが、今までの常識や執着を手放すことで「新しい価値観の発見」があるかもしれません。
紙に書き出すと思考が視覚化されて、やるべきことを見つけやすくなるのでおすすめです
①時間を奪われていると感じることはなんですか?
例:テレビ、動画視聴、SNS、苦手な人との関わり、必要以上の連絡、家事、就業時間内に終わらず持ち帰った仕事‥
②その中で本当はやりたくないこと、やらなくても問題ないことはなんですか?(かけている時間、やってしまう理由はなんだと思いますか?)
例:ショート動画を見ること 約2時間
→マーケティングのプロが試行錯誤して作っているものに、まんまとハマっているからかも‥。(素敵なコンテンツもたくさんあるけど、正直、自分には必要のないものも結構含まれている‥)
③やめる(減らす)ためにどう行動しますか?
仕組化することで自分の意志とは関係なく減らすことに繋がります。
例:ショート動画を見ること
・動画アプリを開かない
・アプリを開いたとしても、ショート動画は見ない
・知りたい情報のショートだけ見る
・30分タイマーをつけて、必ずやめる
・気になる情報は別な媒体から探す
→完全にやめることが難しい場合は、いくつか候補を出して、自分ができるレベルを試していきましょう!
(私は完全に断ち切るのは難しいので、「知りたい情報のショートだけ見る」「時間を決めて見る」で手を打っています)
「なんの意味もなかったな‥」と過ごす時間が2時間から1時間に減っただけでも大成功です!
価値のある時間の使い方を意識していくと、充実した時間が増え、心の底にある「本当にやりたいこと」にも気付きやすくなっていきます。
1つだけでも大丈夫なので、価値を感じないことをやめる行動を実践してみましょう!
\やらないことリストを作ることもおすすめです/
おわりに
今回は「充実した時間を過ごす5つの方法」をご紹介しました。
- 絶対にやりたいことを1つだけ決める
- 予定を立てる
- 朝早く起きる
- 時間がかかることを平日に分散させる
- 誰かのためになにかをする時間を作る
「充実感を感じられない理由」を深堀し、生活習慣の癖を根本から見直すことで、5つの方法が最大限に活きます。
「今日もやりたいことができた!」という達成感を味わえるきっかけになれたら嬉しいです。
身軽な暮らしで、気持ちと生活が楽になるアイデアを発信しています。
またいらしていただけるととても嬉しいです。